安いディスクブレーキホイールはどう?【安物はやめるべき理由】

によって nicole hu で May 11, 2020

こんにちはICAN(アイカン)です。「値段を抑えて、ロードバイクのホイールをディスクブレーキホイールに交換したい」・「安いのがいいけど、なるべくスペックがいいホイールにしたい」今日はそんな疑問に答えていきます。この記事ではそんな疑問に答えつつ、スペックのいいディスクブレーキに対応したホイールを紹介していきます。最後まで読めば、ホイールにはどんな種類があるのか、と、ホイールの選び方がわかるはずです。

ディスクブレーキホイールは油圧式と機械式の2種類がある

ディスクブレーキホイールには、油圧式ホイールと機械式ホイールの2種類が存在します。この2種類の大きな違いは、油圧式ホイールのワイヤーがサビにくいという点ですかね。それぞれの違いを明確にしてから購入するのがおすすめ。

油圧式ホイールの特徴

ディスクブレーキホイールの油圧式は、ブレーキを頻繁に利用する人・楽な力でブレーキを握りたい人・雨のときでもワイヤーがサビにくくしたい人におすすめ。油圧式はその名の通り、油の圧力を使いパッドを押し出してディスクブレーキホイールを止めてくれます。機械式と油圧式のブレーキの制動力はほとんど変わりませんが、油圧式は楽な力で、ブレーキをかけることができるのです。ディスクブレーキホイールの特徴を活かして雨天のときにロードバイクを走らせたいならば、油圧式の一択で大丈夫です。

機械式の特徴

ディスクブレーキホイールの機械式は、コストを抑えてホイールを手に入れたい・ブレーキの調整が簡単なモノを探しているそんな人におすすめ。そして機械式は、ワイヤーを引っ張ってパッドを動かすことでブレーキをかけることができます。それゆえにブレーキがおかしくなったときは、ワイヤーを調整するだけで、問題なくブレーキをかけられるようになります。また、ブレーキの制動力は機械式と油圧式で大差ないため、これについては深く考えなくていいでしょう。一人でサイクリングする人には、ディスクブレーキホイールの機械式がいいかもしれません。

ディスクブレーキホイールの性能は価格と比例しているという話

 

 

 

ホイールの性能は、値段と比例しています。そのため安いホイールを選んでしまうと、性能が低いホイールになってしまうわけです。そして高価なホイールを選べば、その分高い性能を持ったロードバイクになるでしょう。

20万円もするホイールの特徴

世の中には20万円以上のホイールがザラにありますが、今回は20万円弱のホイールの特徴を見ていきます。この値段帯になると平地から坂道とオールラウンドで走行することができ、より早く、より効率的に走らせることができます。それゆえに、数万円のホイールで険しい坂道を走った場合と、20万円のホイールで走った場合とは、控えめにいって2倍は早くなるでしょう。大げさではなく本当のことです。信じるか信じないかはあなた次第。

初めてホイールを交換するなら10万円位のモノを

初めてホイールを交換するならば、10万円弱のホイールがおすすめ。なぜかというと、例えば10万円のロードバイク完成車を買った場合は、数万円のホイールが使われている事がほとんどだからです。一気にロードバイクホイールをランクアップさせてもいいとは思いますが、まずは10万円弱の安いホイールの方が性能や精神面を考慮して、無理なくロードバイクに乗れるはず。

ディスクブレーキホイールを選ぶ際の注意点

ディスクブレーキホイールを購入する際は、ディスクブレーキに”対応”しているのかをよく確認してください。そして、対応していると記述されていれば、あとは他のホイールを選ぶときと同じ選び方です。

ホイールの選び方

 

 

ではホイールの選び方を紹介していきます。ホイールを変える理由としては、ロードバイクでの走りを変えたい、ということでしょう。ホイールを交換するだけでも結構走り方は変わってきますよ。

ホイールの選び方①重量が1500~1600g程度のホイールで選ぶ

ホイールの選び方の1つ目は、重量が1500~1600g程度のホイールから選ぶこと。そうすることで、ホイールを交換した際の変化を大きく感じることができます。というのもほとんどのロードバイクホイールは2kgくらいの重量がほとんどだからです。とはいえ、もちろん体感だけでなくあなたの走りを大きく変えてくれることでしょう。

ホイールの選び方②リムが低いホイールで選ぶ

ホイールの選び方の2つ目は、リムが低いホイールを選ぶこと。リムが高いホイールだとその分だけ剛性は増しますが、ロードバイクの乗り心地が悪くなってしまいます。というのも、段差などを降りる際、衝撃みたいなのが強くなるからです。いわば振動吸収性が劣るということですね。ゆえにロードバイク初心者の人は、とりあえずリムの低いディスクブレーキホイールでいいでしょう。しかしロードバイクに慣れてきたらリムの高いホイールの方が、空気抵抗が減りますし、ペダルを漕いだ分の力がストレートに前へと伝わります。ペダリングの力をそのままホイールに伝えることができれば、スピードの維持も簡単。ロードバイク中級者以上の人は、リムの高いディスクブレーキホイールがおすすめ。

ホイールの選び方③カーボンファイバーを採用しているかで選ぶ

リムが低いホイールだと乗り心地(振動吸収性)が結構いい感じですが、これよりもさらに、ロードバイクに乗り心地を求める人は、カーボンファイバーを採用したディスクブレーキホイールがおすすめ。ただその分価格が高くなってくるため、ここは予算次第ですかね。

ディスクブレーキホイールおすすめ

2020 50cm 87,000円

 

 

 

2020 50㎝ は、今回深掘りしたディスクブレーキホイールです。リムをT700とT800のカーボンファイバーを組み合わせて設計したため、乗り心地は当たり前で、重量も優れています。数万円くらいするホイールの重量は2kgを超えてくるものですが、このホイールの重量は1574g。8万円で1.5kのディスクブレーキホイールに乗れるのは、言ってしまえばこのホイールだけかもしれません。

AERO 50 ディスク 79,620円

 

 

AERO 50 ディスクホイールは、ディスクブレーキホイールで、2019年の中では最も軽量なホイールだと知られていました。素材はT700というカーボン素材を使用しています。この素材は強く、そして頑丈なホイールを作ることに適しているモノです。前後ホイールの重量を合わせると、なんと1450g。軽さと値段を抑えたい人はこちらを試してみるといい。

まとめ:10万円位のディスクブレーキホイールを買おう

以上がロードバイクホイール(ディスクブレーキホイール)の選び方でした。たまに自転車を乗るくらいであれば安いホイールでもいいと思いますが、この記事を読んでいる人はそうではないはず。ゆえに、ちょっと高価な10万円弱のディスクブレーキホイールを選んでいくといいでしょう。

 

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