ピストホイールに他のホイールを装備しても大丈夫?【結論:大丈夫です】
09 Nov 2020
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「ピストバイクにロード用のホイールとかを装備しても大丈夫なの?」「ピストホイールとロードやクロスホイールと何が違うの?」
今日はそのような悩みを解消していきます。
結論、ピストにロード用のホイールを装備しても大丈夫ですが、前輪のみOKです。
今回は「ピストホイールに他のホイールを装備しても大丈夫な理由」に加え、「互換性のあるパーツ」かを見ていきます。
この記事を読めば、ピストホイールを手組みにする場合や、自転車のパーツをショップで買う際に役立ちます。
というのもピストバイクのエンド幅は一般的に100mmで、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクなどのホイール幅も100mmだからです。
街乗りで乗るような自転車であれば、ほぼ確実にピストホイールに装備させることができますね。
なお、中古のホイールを購入される際は、ピストバイクのエンド幅が異なる場合がありますので覚えておきましょう。
上記の黄色い部分がエンド幅と呼ばれる部分ですね。
また、前輪のエンド幅はほとんどの自転車が100mmなのですが、後輪はかなりのバラツキがあるので注意しておくといいです。
下記は後輪部分の一般的なエンド幅。
マウンテンバイク:135mm
ピストバイク:110mm
ロード:130mm
ロードですと130mmが一般的なのですが、その中でも135mmがあったりとバラツキがあります。幅が複数あるのはブレーキタイプや自転車メーカーなどが原因です。
また、速く走らせるために軽量化のされたピストバイクを見かけますが、軽量化はあまりしない方がいいですね。最近だと自転車初心者の人がピストバイクを乗る傾向があり、ピストバイクに慣れていないにも関わらず軽量化し、バランスを損なっているのが多い。
むしろ軽量化よりも、スキッドのブレーキはホイールにかなりの負担をかけるので、リアホイール(後輪)の強度を上げた方がメリットが大きい気がします。
・ブレーキの有無
ピストバイクとロードの違いは上記の通り。
ささっと見ていきます。
また、ピストバイクは固定ギアです。ペダルを止めると、ホイールも止まるように設計されています。なのでギアの枚数や種類がピストとロードで異なる点ですね。
・シートポスト
・一部のステム
ピストバイクと互換性のあるパーツは上記の通り。
詳しく見ていきます。
シートポストはお尻をつける所の下にある棒のことで、自転車のタイプによって複数の規格があります。
下記の通り。
ママチャリ:25.4mm
クロスバイク:27.2mm
ロードバイク:27.2mm
ピストバイク:27.2mm
クロスやロードのシートポストを、ピストバイクでも流用することが可能。
ちなみにシートポストの太さのことを、シートポスト径(けい)とも言うので覚えておくといいかもしれません。
アヘッドステム(スレッドレスステム)同士だと、ピストバイクと互換性があります。が、同じアヘッドステムでも幅が異なるパーツもあるので注意です。
・リアハブ
・リアホイール
ピストバイクと互換性がないパーツは上記の通り。
詳しく見ていきます。
ハンドルの握り部分はにぎり径(けい)で、ライトなどを付けたりする中央の部分がクランプ径(けい)と言います。
そしてこのクランプ径が同じ幅であればピストでも使うことが可能ですが、1mmくらいの誤差であれば問題なく使えるでしょう。
また、マウンテンバイクやピストバイク、ランドナーなどの自転車は、クランプ径が同じ幅だと言われています(メーカーによって異なる)。
リアハブは後輪部分の黄色いところです。定番な規格は下記の通りで、互換性がないのが分かります。
クロスやロードバイクなど:130mm
クイックリリースのMTBとクロスなど:135mm
ピストバイク:120mm
リアハブの規格がピストバイクとロードなどでは異なるため、リアホイールも互換性がありません。
・フロントハブ
・シートポスト
・一部のステム
【ピストバイクと互換性のないパーツ】
・ハンドルバー
・リアハブ
・リアホイール
・ハンドルバー
・ドライブトレイン
・ほとんどのステム
今日はそのような悩みを解消していきます。
結論、ピストにロード用のホイールを装備しても大丈夫ですが、前輪のみOKです。
今回は「ピストホイールに他のホイールを装備しても大丈夫な理由」に加え、「互換性のあるパーツ」かを見ていきます。
この記事を読めば、ピストホイールを手組みにする場合や、自転車のパーツをショップで買う際に役立ちます。
ピストバイクにロードホイールを装備しても大丈夫な理由
フロントホイール(前輪)だと、ピストバイクにロードホイールなどを装備させることが可能。というのもピストバイクのエンド幅は一般的に100mmで、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクなどのホイール幅も100mmだからです。
街乗りで乗るような自転車であれば、ほぼ確実にピストホイールに装備させることができますね。
なお、中古のホイールを購入される際は、ピストバイクのエンド幅が異なる場合がありますので覚えておきましょう。
補足:エンド幅とは
エンド幅というのは、ホイールを挟む部分のフレーム幅のこと。上記の黄色い部分がエンド幅と呼ばれる部分ですね。
また、前輪のエンド幅はほとんどの自転車が100mmなのですが、後輪はかなりのバラツキがあるので注意しておくといいです。
下記は後輪部分の一般的なエンド幅。
マウンテンバイク:135mm
ピストバイク:110mm
ロード:130mm
ロードですと130mmが一般的なのですが、その中でも135mmがあったりとバラツキがあります。幅が複数あるのはブレーキタイプや自転車メーカーなどが原因です。
ピストホイールに「他のホイールや手組み」を装備する際の注意点
ピストホイールに他のホイールを装備する際は、前後ともにブレーキを付けるようにしましょう。ピストホイール特有のブレーキ方法、スキッドは急ブレーキができないからです。道路交通法にもブレーキの装着が義務付けられているので、万が一のことを考えて、ブレーキの装備をおすすめします。また、速く走らせるために軽量化のされたピストバイクを見かけますが、軽量化はあまりしない方がいいですね。最近だと自転車初心者の人がピストバイクを乗る傾向があり、ピストバイクに慣れていないにも関わらず軽量化し、バランスを損なっているのが多い。
むしろ軽量化よりも、スキッドのブレーキはホイールにかなりの負担をかけるので、リアホイール(後輪)の強度を上げた方がメリットが大きい気がします。
ピストバイクとロードの違い
・ギアの枚数・ブレーキの有無
ピストバイクとロードの違いは上記の通り。
ささっと見ていきます。
ギアの枚数と種類
ロードバイクは変速機(ギア)が付いており、前(クランク)には2~3枚で後輪には9枚ほど付いていますが、ピストバイクは変速機がありません。正確にいうと変速することができないのです。また、ピストバイクは固定ギアです。ペダルを止めると、ホイールも止まるように設計されています。なのでギアの枚数や種類がピストとロードで異なる点ですね。
ブレーキの有無
完組のピストバイクを購入すると、恐らくブレーキを装備されてないモノが多いでしょう。ピストバイクはペダルでブレーキする、スキッドという方法がありますからね。ピストバイクとロードバイクのパーツの互換性について
ここからは、ロードやクロスなどと、ピストバイクを比べ、パーツの互換性について見ていきます。互換性のあるモノは組み立てやパーツを購入する際に役立ちますね。
ピストバイク(ピストホイール)とロードなどで「互換性がある」パーツ
・フロントハブ・シートポスト
・一部のステム
ピストバイクと互換性のあるパーツは上記の通り。
詳しく見ていきます。
フロントハブ
フロントハブは黄色い部分に入るパーツのことです。フロントホイールの部分ですので、ロードもクロスも100mmと互換性があります。また、中空(ちゅうくう)シャフトと言ってハブの軸部分にあるパーツがありますが、ロードやピストバイクとは異なる種類ですので交換しましょう。サドル
サドルはお尻をつける所を指します。90%のサドルはピストバイクと互換性がありますが、競技用のサドルだと異なるモノがあるそうです。シートポスト
▲ICAN ピストバイク Track バイク AC135シートポストはお尻をつける所の下にある棒のことで、自転車のタイプによって複数の規格があります。
下記の通り。
ママチャリ:25.4mm
クロスバイク:27.2mm
ロードバイク:27.2mm
ピストバイク:27.2mm
クロスやロードのシートポストを、ピストバイクでも流用することが可能。
ちなみにシートポストの太さのことを、シートポスト径(けい)とも言うので覚えておくといいかもしれません。
一部のステム
アヘッドステム(スレッドレスステム)同士だと、ピストバイクと互換性があります。が、同じアヘッドステムでも幅が異なるパーツもあるので注意です。
ピストバイク(ピストホイール)とロードなどで「互換性がない」パーツ
・ハンドルバー・リアハブ
・リアホイール
ピストバイクと互換性がないパーツは上記の通り。
詳しく見ていきます。
ハンドルバー
▲ICAN ピストバイク Track バイク AC135ハンドルの握り部分はにぎり径(けい)で、ライトなどを付けたりする中央の部分がクランプ径(けい)と言います。
そしてこのクランプ径が同じ幅であればピストでも使うことが可能ですが、1mmくらいの誤差であれば問題なく使えるでしょう。
また、マウンテンバイクやピストバイク、ランドナーなどの自転車は、クランプ径が同じ幅だと言われています(メーカーによって異なる)。
リアハブ
リアハブは後輪部分の黄色いところです。定番な規格は下記の通りで、互換性がないのが分かります。
クロスやロードバイクなど:130mm
クイックリリースのMTBとクロスなど:135mm
ピストバイク:120mm
リアホイール
リアハブの規格がピストバイクとロードなどでは異なるため、リアホイールも互換性がありません。
【結論】ピストバイクにおすすめのホイール
これまでいろいろと書いていきましたが、ピストホイールにおすすめなのは、すべてのホイールタイプです。ホイールの横幅とピストバイクのエンド幅が合っていればいいので、ホイールはどれでもOK。
あなたが自転車に乗る理由とホイールの特徴をセットで選んでみるといいでしょう。
なお、ホイールタイプには下記のものがあります。
【ホイールの種類】
・クリンチャーホイール
・チューブラーホイール
【ホイールの形状】
・ディスクホイール
・バトンホイール
・スポークホイール
リンク
ピストホイールに他のホイールを装備しても大丈夫です:まとめ
【ピストバイクと互換性のあるパーツ】・フロントハブ
・シートポスト
・一部のステム
【ピストバイクと互換性のないパーツ】
・ハンドルバー
・リアハブ
・リアホイール
・ハンドルバー
・ドライブトレイン
・ほとんどのステム
上記の互換性については、ロードバイク以外にも同じことが言えます。
とはいえ、パーツの製造年によっても変わってきますので、結局は寸法を図るのがおすすめです。
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ピストフレーム(njs規格)の一般的なエンドは約123mmです
チェーン引きの分も含んで120のハブが入るようになっています
110-113は何十年前の古い規格なので、一般的ではありません
シートポストも26.8、27.0、27.2があります
現行品は27.2が多いです
また古い規格(エンド110のフレーム)に関しては、
シャフト経も変わってくるので注意が必要です。
フロントホイールも入らないことがあるので何でも互換性があるとは言えません。
ハンドルのクランプ径は25.4が多いです。
最近の街乗りピスト車やロードでは31.8がかなり多いです。
26.0などもありますが、シムをかますことを推奨します。
1mmの誤差は全然ダメです。しにます。
ステムはアヘッドコンバーターを使用すれば、スレッドのフレームでも使えますので互換性があると言えるでしょう。逆は基本的に不可です。