通勤・通学OK!電動ミニベロで小旅行に出かけよう
通勤・通学にも使えるミニベロ、特に「電動ミニベロ」についてその魅力をミニベロ大好きな筆者がお知らせします。
「電動」というと若干、邪道感があるかもしれませんが、そこは堂々と乗っていただきたい。
感染拡大防止や自粛も大事なのですが、たまには気分転換に出かけましょう。
通勤なら10kmくらいが目安
電動ミニベロを通勤や通学で使う場合、距離の目安は10kmくらいまでがいいでしょう。
経験則なのですが、5km~6kmくらいまでに抑えると、万が一のトラブルがあったときも被害がほとんどありません。
ここで言う「トラブル」とは、パンク、充電切れ(充電忘れ)、急な雨を指しています。
自転車に限りませんが、通勤・通学中のトラブルはゼロにはなりません。
そこで、事前にある程度対策を考えておくことで、いざというとき困らないようにしておきましょう。
距離を5km~6kmくらいまでに抑えると、途中で何かがあったときは、電車やバスなどの公共の交通機関に切り替えると会社や学校に遅れずに着けます。
最悪の場合はタクシーですね。
お金はかかりますが、社会人には何とかしなければならない時があります。
距離が長い通勤・通学をされている場合は、その一部を電動ミニベロに切り替えると楽しくなると思います。
では、どんなところが楽しいのか具体的にお知らせします。
面白い道を発見できる
自転車通勤・通学の場合、電車やバスと違って好きな道を選ぶことが出来ます。
毎日同じ道では飽きてしまうので、少しずつ違う道を走ることで気分は随分変わってきます。
そして、色々な道を走っていると「新しい発見」があるのです。
例えば、画像の様にいきなり壁みたいな道を発見してしまったりします。
この先に何があるのか、ちょっと気になりますよね!?
かわいい外観のお店を見つけられる
この店何のお店だろうと思うような外観のお店って意外とあります。
電車やバスの場合は気になってもわざわざ降りていくというのは現実的ではありません。
自転車ならばちょっと止まって、中をのぞくなんて造作もありません。
意外な発見や出会いがあるかもしれません。
面白い看板
街には面白い看板があふれています。
一目見て、「何それ!?」と思うような看板があるのです。
そんな小さな発見は心をウキウキさせてくれます。
電車やバスの場合は、止まってゆっくり見たりできません。
自転車通勤・通学ならでは、自転車ならではです。
今だと、ツイッターやインスタグラムに投稿するとバズる可能性もありますね。
こういうのは普段からどれくらい周囲を見ているか、アンテナを張っているかに発見の鍵があります。
細い道も通れる
電車やバスだと絶対に発見できない道というものが存在します。
ところが、そんな道が意外なところにつながっていたり、その奥に隠れたお店があったりして、意外と面白いのです。
こういった発見は、日々の生活をちょっとだけ豊かにしてくれます。
わくわくやどきどきが少ない日々ですので、自ら誘発していくことで、楽しい気持ちで生活することが出来るでしょう。
自動車に積める
自動車に積めると、トラブルの時にすごく助かります。
もちろん、パンクや充電切れの時にも役に立つのですが、午前中晴れていて、午後から雨が降って自転車を会社や学校に置きっぱなしにしないといけない時に嬉しいです。
そういう時に限って、金曜日だったりしますので、そのまま置いておくのも気になる・・・そんな時は自動車で回収したらいいのです。
ミニベロならば軽自動車でも詰めるし、普通車ならば後ろのシートを倒すだけで簡単に詰めます。
自転車が折り畳み式の場合は、更にコンパクトにできるのでどんな自動車でも詰めるでしょう。
後述の旅行にも有利です。
ちょっとした旅行に最適
コロナが日本に上陸されたのが2020年1月と言われています。
緊急事態宣言や地域によっては蔓延防止措置などの地域もあったでしょう。
感染拡大防止も自粛も大切なのですが、十分注意した上で少し出かけてみるのはどうでしょうか?
自動車にミニベロを積んで出かけると、普段の風景とが違う場所を楽しむことが出来、気分も随分違います。
その上、上記でお知らせした自転車で移動することの恩恵にも与れますので、一石二鳥です。
外ではマスクも不要ですので、一旦マスクはポケットに仕舞って一人のサイクリングを楽しむのは、今は最高の贅沢かもしれませんね。
充電切れ≠普通の自転車
注意点もあります。
電動自転車は充電が切れたら、普通の自転車と思っておられる方が多いようです。
ところが全然違いますので、注意が必要です。
何が違うかというと、重さです。
電動である以上、ある程度フレームなどが強化されています。
カーボンフレームなどの場合は、それほど気にならないのでしょうが、電動ミニベロの多くは鉄製です。
かなり重いので、普通のミニベロよりは重たく、漕いでいてもなかなか進みません。
また、普段電動でスイスイ走っているイメージがある分、充電が切れてしまうと進まない印象が強く感じます。
バッテリーは割高
電動自転車全般が絶対に避けられない事柄の一つが、バッテリーの寿命です。
何度も充電を繰り返すと段々ヘタってきます。
この辺り、スマホと同じです。
ずっと100%のパフォーマンスを維持するのは不可能なので、通勤・通学の距離などを考える時は80%くらいの能力で考えるようにした方が無難です。
買い替えるとしたら、割と高く感じてしまいます。
大事に使えば5年以上持ちますので、時々自転車の手入れをしてやったり、拭いてやったりするだけで寿命は意外と延びますよ。ぜひ試してみてください。
外部ライター:奥野 晃一