E-bike(電動アシスト自転車)新時代を考える

日本で電動アシスト自転車が普及して25年ほどになります。

当初、スポーツバイクとは無縁のものと思われていた電動自転車ですが、ここに来ていくつもの「スポーツEバイク」とも言えるものが登場しています。

私達スポーツバイク好きも注目せずにはいられないこの状況、ここで少し情報を整理してみましょう。

 

これらのスボーツEバイクは名称を「E-bike」として、従来の電動自転車と区別しており、当記事もそれに準じることにします。

 

E-bikeの存在意義

▲ICAN E-bikeカーボンフレームE02

スポーツバイク乗りにとって、少なくとも平坦路ではE-bikeの必要性は感じません。

登り道になるとE-bikeは俄然その真価を発揮しますが、その代償としてスポーツバイクの倍もの重量増を容認しなければならず、耐えがたいものに思えていました。

 

ICANスタッフ筆者の個人的な経験ですが、あるツーリングで、E-bikeを持ち込んで来た人がいました。

驚くと同時に、猛烈に興味を覚え、仲間たちと交互に乗り回してみたものでした。

従来のママチャリ型電動バイクとは比べ物にならない力強さとともに、取り回しも改善されており、ちょっとしたカルチャーショックを覚えました。

 

E-bikeはなんだかズルいけど、ケイデンスは稼げているのだし、その分たくさんの距離が可能であり、これもスポーツとしてアリなのではないか? そう考え始めるとE-bikeの存在が急に気になって来たのでした。

 

時はコロナ禍の真っただ中、電車やバスでなく自転車を利用するケースが激増しています。クロスバイクの品薄が続いているのも、その現れです。

特に、通勤においては、仕事に向けて、バイクによる体力のロスを最小限に抑えたい。

 

この時はじめて「E-bikeエクスプレス」という考え方が見事に腑に落ちたのです。

 

E-bikeの現状

 

▲ICAN E-bikeカーボンフレームE02

日本ではヤマハ発動機が1993年にはじめて電動アシスト自転車を世に出しました。

この時、道交法によりアシストの基準が定められています。

漕ぎ出して10km/hまでは人の力の2倍までのアシストが可能、そこから速度が上がるほどアシストは減少し、24km/hからはアシストが0になる、というものです。

 

「人の力の2倍のアシスト」、というのが実にあいまいですが、実際、近年のパワーユニットでは、トルクが70Nmから85Nmに増加しています。さらに、パワーアシストの速度域もママチャリタイプとは異なり、高速寄りになっているという話もあります。

もちろんバイクの性能は重量や設計によっても向上しますから、力強くなった、という印象はあながちハズレではないでしょう。

 

さらに、バッテリーやモーターの改良により、1回の走行距離も伸びています。

100km以上走れるものも増えています。回生モーターといって、減速時のエネルギーをバッテリーに戻すことで、効率を高めるものもあります。

全体に、特有の走行音も抑えられ、E-bikeの完成度は高まっています。

 

問題なのは、通常のバイクに比して高価であることでしょう。

しかし、10万円前後からラインアップされているモデルもあり、考え方次第ではリーズナブルだと判断することも出来ると思います。上限は30万円前後です。

 

ほとんどのタイプのスポーツバイクはE-bikeのベースになっています。

クロスバイクタイプ、MTBタイプ、ロードバイクタイプ、ミニベロタイプなど様々なタイプのE-bikeが選べます。

 

E-bikeの構造

 

▲ICAN E-bikeカーボンフレームE02

E-bikeは通常の自転車にモーターバッテリーを追加した構造となりますが、主にその搭載位置により様々な駆動タイプがあります。

 

① モーターの搭載位置

 

・ フロントアシスト

フロントハブにモーターユニットが内蔵されているタイプです。

ユニットが軽量化しやすいこと、リアとフロント両輪での駆動となるため安定感が得やすいことがあげられます。小径車に多い方式です。

 

・ クランクアシスト

シマノ、ヤマハ、ボッシュなどのパワーサプライはこの方法をとっています。クランクに直接パワーがかかります。

重心が中央に集まること、駆動軸がペダルと同一であることから比較的自然な感覚が得られます。また、このタイプは将来のホイールのアップグレードにも対応が可能です。

 

・ リアアシスト

リアハブ内にモーターユニットがおさまります。後輪にダイレクトに力が加わるので、もっともアシストの感覚が自然であると言われています。

 

② バッテリーの搭載方法

 

・ フレームに直付け

フレーム中心付近にバッテリーを外装する方法です。

バッテリーの脱着が容易におこなえ、扱いやすいのが特徴です。

大容量のバッテリーの搭載も可能となります。

 

・ フレームに内臓

主に、ダウンチューブに内臓します。

見た目がすっきりとおさまりますし、車体前後長をコンパクトにおさめられます。

 

なお、バッテリーの寿命は、保管方法や充電回数にもよりますが、大体5~6年とされています。

バッテリーの充電時間は、4~6時間程度のものが多いようです。

 

E-bikeのアップグレード

 

▲ICAN E-bikeカーボンフレームE02

ご存じの通り、スポーツバイクの性能アップには、ホイールの交換がもっとも効果的です。

モーターがホイール内(ハブ内)に搭載されているものは交換が難しいですが、ボトムブラケット部分(クランク部分)にモーターが搭載されているものは交換が可能です。

 

ICANのHPを訪ねてみてください。

最善の方法が見つかるはずです。

 

 

まとめ

すでにE-bikeは、長年の実績を積み完成の域に達しています。

走行可能距離も、日常で使うにはまったく問題がないレベルにまで引き上げられています。

あなたも、試乗してみれば、私が経験したようなカルチャーショックを受けることになるでしょう。人生、楽しむための材料はいくらでもあるのです!

 

 

  • Dec 15, 2020
  • カテゴリー: News
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