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電動アシスト自転車: シティサイクル編

による nicole hu 08 Mar 2021 0 コメント

 電動アシスト自転車が売れています。

人気車種になると、入手困難なケースすら発生しています。

 

社会的な要因として、コロナ禍での生活・通勤・通学環境などがあるものと思われますが、ここに至って、電動アシスト自転車の良さに、多くの人が気付き始めたということも理由のひとつでしょう。

 

今回は、電動アシスト自転車全般、そしてシティサイクルタイプについて見ていきたいと思います。

 

1 電動アシスト自転車を選ぶ理由

選ぶ理由はたくさん考えられますが、多くは以下の理由に集約されるでしょう。

① ラクに乗れる自転車が欲しい

② 通勤用なので、無駄に体力を消耗したくない

③ 子供を乗せるのでアシストは必須の条件だ

④ 坂道が多いのでアシストがあると助かる

⑤ 体力がないので、長距離のツーリングにアシストが欲しい

 

このように、電動アシスト自転車を必要とする理由は様々です。

そして、市場には街乗り用からツーリング用まで、幅広いタイプが揃っています。

 

2 電動アシスト自転車の入手について

人気のメーカーは、ブリヂストン、ヤマハ、パナソニックの3社です。

電動アシスト自転車に関しては、自転車全体の品薄が続いているとはいえ、この3社から選ぶのが無難なようです。

その理由をお話しましょう。

① パーツの互換性が確保されている。

   修理時に、パーツの確保が間違いなくできます。

   タイヤ、バッテリー、モーターなど、パーツが無くて乗れなくなる、

   ということがありません。

 

② 電装系の信頼性が高い

   無名メーカーのモノによっては、発火の危険性さえあります。

   また、電動アシスト方法などは法によって決められていますが、

   これに合致しないものは、原付バイクに分類され、登録が必要です。

 

③ 国内での使用が考え尽くされている

   チャイルドシート、アシストのかかり具合、防犯対策など、

   実にきめ細かい設計がなされています。

 

3 バッテリーのこと、アシストのこと

バッテリーについては、事前によくチェックしておくべきでしょう。

使用状況にもよりますが、一般的に3年ほどすると、充電容量が落ちて来ます。

その時点で、航続距離がどれだけ落ちるのかを把握しておけば慌てなくてすみます。

その航続距離ですが、メーカーの公表数値は、一定条件のテストでしかなく、現実には乗車方法、モード、地形、充電回数などにより変化します。

もちろん、使用していれば大体の航続距離は掴めて来ますが、できれば事前にテストライドをおこなっておけば安心でしょう。

モデルによってアシストのかかり方に違いがあるため、バッテリー容量の単純な比較はあまり意味がありません。これに対し、走行可能距離は各社ほぼ同条件でのテストなので、ある程度の比較にはなります。

「回復充電」というのをご存じでしょうか。

一部のモデルには、ブレーキをかけると、その力が充電に回る、というしかけがあります。

特に坂道などでは、馬鹿にできないほどの充電ができることがあり、航続距離を伸ばすことに役立ちます。

ただし、通常の自転車で感じる空走感(ペダルを止めても惰性で走り続ける状態)は少なく、そのあたりに違和感を覚えることもあるようです。

モーターのアシストについては、大別してマイルドかアタック強めかに分かれるようです。

特にチャイルドシートに子供を乗せた場合はマイルドであることが好ましく、事前の確認が必要でしょう。

これに対し、アタックの強いアシストは、スポーティーな走行が可能です。

強烈な加速感が味わえるなど、電動アシスト自転車をアクティブに楽しみたい向きにはこちらが合っています。

いずれにしても、アシスト量と範囲は法令で決められており、20km/hを超える頃からアシストは効かなくなります。

また、必ずしも決められたアシスト量の最大値が(フルアシストでも)出ているわけではなく、それが、各モデルを乗り比べた時のパワー感の違いとなって感じられることにつながります。

マイルドか、パワフルか、このあたりは試乗するか、プロショップの意見を聞くかして確認しておくべき項目になります。

 

4 シティサイクルタイプの電動アシスト自転車

別名ママチャリ、そして、チャイルドシートシート付のものをここではとりあげることにします。

再び品薄の件に触れますが、このタイプは、よほどのこだわりがない限り、店頭在庫、メーカー在庫を優先して選ぶべきでしょう。

車輪の大きさによる違いも、最近は良く設計されており、20インチ程度までの小径であれば、不安定になることは少ないでしょう。

サドルはおおむね柔らかくクッション性を重視したものを採用していますが、万一気に入らない時でも、簡単に交換することができます。黒いサドルから、茶や白のサドルに換えるだけでもカスタム気分が味わえます。

チャイルドシートも全体によく考えられていますが、メーカーによって多少の違いがあり、

使い勝手が自分に向いているかどうか、事前にチェックしておくべき項目でしょう。

 

5 まとめ

今回は、電動アシスト自転車全般と、シティサイクルについてお話しました。

大切な自転車、できれば屋根付きの場所での保管をおすすめします。

雨ざらしの場合でも、カバーをかけるなどして、かわいがってやってくださいね。

 

【参考記事】

E-bike(電動アシスト自転車)新時代を考える

 

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