クロスバイクに泥除けは必要なのか

泥除けは、フェンダーとも言います。

ロードバイクやクロスバイクなど、多くのスポーツ車には付いていません。

これはどういうことなのか、泥除けは必要なのか、不要なのか、検討してみたいと思います。

 

泥除け(フェンダー)の機能

泥除けの機能としては、その名の通りタイヤが巻き上げる水や泥を受け止めてくれ、自転車のフレームや運転者にかかるのを防いでくれます。

泥除けなしで走った場合、フレームに泥汚れが付きますし、運転者は背中が立て一文字に汚れます。

 

分かりやすいように真っ白の自転車で泥除けなしで5km雨上がりの道を走るとどれくらい汚れるのかをテストしました。

まずは、フレームですが、たった5kmでこの程度汚れます。

泥除け

 

その後すぐに拭きとれば、取れない汚れではありませんが、そのまま放置しておくと日に焼けるなどしたら、拭き取っても跡が残ります。

 

次にフロントフォーク辺りも割と汚れました。

これは、細かい部分にも泥や汚れが入り込むので、簡単なふき取りでは全部とれず、ちゃんとやるとしたら綿棒などを使って細かい部分まで拭き取るか、思い切って水洗いが必要になってきます。

泥除け

 

これらの汚れは、雨の日に走行したのではなく、朝まで雨が降っていて、走行時は雨が降っていない状態で、水たまりは極力避けて走ったときの結果です。

 

泥除け(フェンダー)のメリット、デメリット

メリットとしては、上記の泥や汚れを防いでくれます。

自転車も汚れないし、運転者も汚れにくいです。

 

メリットがあるのならば、みんなが付けているはずなのですが、実際はスポーツ車に乗っている方のほとんどが泥除けをつけていません。

それには以下のような、デメリットがあるからなのです。

 

  • 重くなる

フェンダーの多くはPP材(ポリプロピレン)などの樹脂製です。

片側で約300g~500gくらいのものが多く、そこまで重たい訳ではありませんが、前後付けると1kgくらいになってしまいます。

 

速さを求めるロードバイクの場合、100gでも軽くしようとしている人が多い中、1kgも増やすのは得策とは言えません。

 

  • 輪行バッグに引っかかる

ロードバイクやクロスバイクで遠征する場合、輪行バッグに入れて持ち運ぶときがあります。

筆者の経験から言うと、フェンダーは輪行バッグに入れると邪魔になります。

 

尖ったデザインのものの場合、バッグを破ってしまうのではないかと心配になることもあるほどです。

フェンダーと輪行バッグの相性はあまり良いとは感じていません。

この時は、取り外し可能なフェンダーにすれば解決しますが、その分若干ですがさらに重たくなるので、運転者さんの割きりと判断が必要です。

泥除け(フェンダー)は結局必要なのか

泥除けは結局必要なのかという問題ですが、どの自転車屋さんに聞いても、どのサイトを見ても「要る/要らない」とは断定していないと思います。

 

それは、運転者さんが何を重視しているかにかかっているからです。

多少汚れてもいいよと、言う場合は、そもそも泥除けなど不要です。

汚れたら困る環境もあるでしょうから、その場合、泥除けはあった方が良いでしょう。

 

実際に自転車通勤している筆者からのアドバイスとしては以下となります。

 

・サドルポストに固定するタイプはおすすめしない

泥除けはどこに固定するのかという問題もあります。

フレームに固定するタイプもあるのですが、スポーツ車の場合ほとんどのフレームに泥除けを固定するためのブラケットや穴がありません。

 

そのため、よく使われているのがサドルポストに固定するタイプです。

取り付けも簡単だし、価格的にも安価なので非常に良いのですが、丸いものに固定するので、どれだけねじで締め付けても左右に動きます。

気付かずに走っていると、背中が縦一文字に汚れていることもあります。

 

サドルポストに固定するタイプを選ぶ場合は、ゴムシートが付属のものなどを選び、できるだけ回転させないようにしましょう。

 

  • 「雨の日は乗らない」では解決しない

泥除けの効果が分かったら、雨の日には自転車に乗らないという選択肢もあるでしょう。

ただ、自転車で走行する前後は雨が降っていたかもしれませんし、走行中に急な雨に降られる可能性もゼロではありません。

 

自転車に乗る時は汚れてもいい格好で走るか、泥除けを付けるか、取り外し式の泥除けを付けるかという選択になるでしょう。

 

  • 通勤・通学にはあった方がいい

通勤や通学で使う場合は、自転車を漕ぐための服を準備するのは難しいでしょう。

朝晩決まった時間に運転するわけですので、早朝に雨が降っていて、朝乗る時には雨が降っていないこともあるのです。

 

その時、路面は濡れていて、水たまりを避けた運転をしてもフレーム等に泥や汚れは飛ぶことは既にお知らせしました。

通勤・通学時は服にも泥汚れが飛び、ズボンの裾は泥汚れの点々が残ることもあります。

 

1日を汚れた服ですごすのはすごくテンションが下がります。

そう考えると、泥除けは日ごろから付けておくのもいいと思います。

いつ雨が降るか、なかなか分かりませんので、取り外し式にした場合持ち歩く必要も出てきてしまいます。

 

最後に、筆者がどうしているかというと、泥除けは使っていません。

既に足掛け10年以上自転車通勤をしていますが、その半分くらいは泥除けの無い自転車でした。

別になくても、それほど困らないというのが筆者の判断でした。

 

外部ライター:奥野 晃一

  • Dec 13, 2021
  • カテゴリー: News
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