クロスバイクの魅力
クロスバイクに興味があるんだけど、「いまいち踏ん切れないなぁ」と思っているあなた。 一回乗ってしまえば、クロスバイクの心地良さと軽快さに驚くはずです。
ママチャリよりも多少高価ではありますが、その分メリットは多いのがクロスバイク。 少しでも多くの方に魅力が伝わるように紹介していきましょう。
1、なぜ今、クロスバイクなのか?
コロナ禍で自粛や普段の生活が制限されている中、自転車のニーズが世界的に高まっています。 通勤などの密を避けるため、公共交通機関でなく、自転車を利用する人が激増しているからです。
とりわけママチャリ以上、ロードバイク以下の中間的な存在であるクロスバイクは、初心者に非常に人気があります。
ロードバイクみたいにガチに乗るのは抵抗があるけど、ママチャリだとカッコ悪いと思っている層にピッタリ当て はまるのです。それを反映してか、最近では世界的な自転車争奪戦になっており、人気モデルは入荷すれば即 完売なんてのも珍しくありません。
2、クロスバイクの魅力
① スピード
クロスバイクに乗ったことがない人はママチャリとの違いにびっくりします。 とにかくこぎ出しが軽いし、スピードが速いのです。
ママチャリは時速10~15kmですが、クロスバイクでは時速30kmは平気で出ます。
クロスバイクでも漕ぎ方のスキルとパワーのある人が漕げば、瞬間的に時速40キロまで加速することが可能で す。初心者であっても追い風の時であればかなりスピードを伸ばせます。自動車と並走する自転車なんて良く見 ますよね?
また、タイヤが細い分路面との抵抗がなく、漕ぐ労力が少なくて済みます。
ギアもたくさんあるので、電動自転車でなくても平気で坂道もすいすい登り切れてしまいますので、どんな道でも ストレスなく移動が可能なのです。
② ダイエット効果
クロスバイクを漕ぐことで得られる有酸素運動はダイエットに非常に効果的です。
ジョギングを1時間した場合とクロスバイクに1時間乗った場合の消費カロリーは、さほど大差がなく、有効な運動と言えます。というのも人間の下半身の筋肉のほとんどは大腿部に集中しており、太ももを集中的に鍛えることで基礎代謝があがり、気づいたら痩せやすい体質に変化しているのです。
ジョギングなら膝や腰への負担がかかりますが、クロスバイクであれば長時間乗ってもさほど負担がなく、ウェイトがある方でも容易に減量に取り組むことができます。
足腰の引き締め効果もあるので、スタイルの変化も期待できます。
5キロ走るのも辛い、という人は数十分漕げば無理なく効果がえられるのですから、断然そっちを選びますよね。
③ 爽快感
自然の風を受けながら颯爽に走ることは本当に格別です。
普段のストレスから一瞬解放され、大きな癒し効果を得られます。
乗っているだけで楽しさを感じられ、汗を流して気分的にもリフレッシュすることが出来ます。
20キロ圏内であればクロスバイクで容易に移動することができますし、車で移動するよりも健康的で、乗ってい るだけで街の新たな発見に出会えること間違いなしですよ。
④ メンテナンスのしやすさ
意外と思われるかも知れませんが、クロスバイクのメンテナンスは初心者でも非常に簡単です。
パーツの取り外しが簡単なので、自転車屋さんに行かなくても大抵のことは何でも自分でできちゃいます。最近ではYouTubeにやり方がたくさんアップされているのでやり方に迷うことはありません。
かくいう私も最初はパンク修理でさえ、ままならなかったのですが、今ではチェーン交換も1人でやれるようになり ました。Amazonを覗けば工具も安価でいいものが揃ってますし、やり方に戸惑うことはありません。
⑤一生付き合える趣味としての一面
自分には趣味がなくて困っている…という人をよく耳にします。 そんな人には是非クロスバイクをおすすめします。
だんだんと愛着が湧いてきて、乗るだけでは飽き足らず、自分でクロスバイクを整備するようになります。パーツも豊富なので自分でカスタマイズがしたくなりますし、自分だけのクロスバイクを表現できるのも魅力です。
ツーリングを通じて仲間ができるようになれば、さらに世界が広がります。
街乗りでは飽き足らず、レースにも参加してみたい!という人も珍しくありません。まずはサイクルコンピューターを付けて自分の速度やケイデンス(回転数)を知り、それをどんどん速く良くしていこうと考えたら自分はどんど んノメリ込んでいってしまいました。
というように「生涯を通じて楽しめる無限大の趣味」と言っても過言ではないのです。
3、まとめ
クロスバイクにはこのように様々な魅力が詰まった素晴らしい乗り物です。知れば知るほど誰でも絶対にハマること間違いなし。
この魅力にドハマりしたたくさんの仲間があなたを待っています。
(私もその一人ですが)
さぁ、みなさんも今からクロスバイクで街に乗り出してみませんか?