マウンテンバイクをクロスバイク化する理由【街乗りや通勤する方向け】
26 Dec 2020
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「マウンテンバイクをクロスバイク化する理由ってなあに?それよりも最初からクロスバイクを買った方が良くない?」「マウンテンバイクからクロスバイク化するメリットってなんだろう」
今日はそんな疑問に答えていきます。
マウンテンバイクをクロスバイク化する理由は、ゆったり走ることができるという点と現在の道路事情からです。
今回は「マウンテンバイクをクロスバイク化する理由」に加え、「マウンテンバイクのクロスバイク化は昔にもあった」「クロスバイク化する方法」を解説していきます。
クロスバイクやマウンテンバイクに少しでも興味のある方には参考になる内容です。
・ゆったり走ることができる
・自転車の操作性が向上する
マウンテンバイクをクロスバイク化する理由は上記の通り。
順に解説します。
現にクロスやロードフレームの重さは1キログラムが平均に対し、マウンテンバイクのフレームは1,2~1,6キログラムが多いです。
なのでフレーム以外のパーツをクロスバイク化すれば、衝撃を和らげ、かつ快適な走りを実現することができるのです。
その一方でマウンテンバイクは、ママチャリのように背筋を垂直にして乗るので長距離になっても腰が痛くなることは少なく、ゆったり走ることが可能。
とはいえ、もちろん前傾姿勢の方がスピードは出るので自分の用途に合わせて検討してみると良いですね。
具体的な方法として代表的なのはタイヤ幅を変えることです。マウンテンバイクに標準で装備されているタイヤを一番狭い幅にすると1キロほど軽くなります。
また、普段で使用するということなので5万円前後の自転車の重さを見てみましょう。
この価格帯のクロスは全体の重さが全体の重さが平均で12キロくらいだと言われていますが、マウンテンは14キロくらいが平均(用途によってバラツキがあります)。
両者でそこまで差がある訳ではないので、タイヤ幅を変えるだけでも、クロス並みの操作性やスピードを出すことができます。
ここではその理由をマウンテンバイクの歴史から探っていきます。
それまでは平たくて大きな石が使われていたのです。ただ、その頃は原油を使って石や砂と掛け合わせていたので「アスファルト」道路でした。
そしてスポーツバイクが生まれたのは1900年代の初期の頃で、初めはロードバイクが広まり、1980年になってようやくマウンテンバイクを知っている人が出てきます。
ただ、当時は人力でアスファルト工事を行ったり素材も高級なモノではなかったので、今のような整った道路ではなかったと言われています。
また、当時の自転車ガイドブックに「曲乗りができなければ自転車乗りとしては半人前」と記されていたり、大変高価な乗り物だったということから、クロスバイク化がされていたかもしれませんね。
マウンテンバイクが急激に世界へ広まったのは、1981年にスペシャライズという企業がマウンテンを初の量産に成功したからだと言われています。そしてスペシャライズ企業の登場によって、経営2年目のマウンテンバイク社に多くの注文が殺到しますが、当時は流通が整ってなかったため安定してパーツを仕入れることができず、1983年にはマウンテンバイク社は自然消滅してしまいます。
まとめると、マウンテンバイクのクロスバイク化は当時にもあった可能性が少なからずあるかもしれないということです。
1988年、日本へ自動車が登場して道路に耐久性を求めるようになり大正時代でコンクリートを使った道路に舗装されていきますが、2015年のコンクリートを使った道路の普及率は27.5%(簡易舗装の普及率は2020年で80%)。
要するに当時の道路を仮復旧したモノが今の道路かもしれないという訳です。
また国土交通省によると大型車の走行率が高い道路は10~20年ほどでボロボロになり、たまに走るくらいだと30~40年ほど持つと書かれています。
ただ、簡易舗装された道路は長持ちするはずもなく最近は大型車が多く走っているので既に大型車が走る道路はボロボロになってきており、数年後には今よりもっとそのような道路が増えてくるので振動に強いマウンテンバイクのクロスバイク化がおすすめなのです。
・スリックパターンのタイヤを履かせる
・フロントサスペンションを外す
マウンテンバイクをクロスバイク化する方法は上記の通り。
この3つを変えるだけでも、かなりの効果が表れますよ。
マウンテンバイクには26と27.5、29インチの3つの種類があり、それぞれで履かすことができるタイヤの幅が変わってきます。なおインチはホイールの幅のことだと思ってもらえればOKです。
おすすめのタイヤ幅は1.5mm。
というのも、このくらいの幅だと高気圧でも振動が跳ね返ってくることがないので、長い間疲れず走り続けることができるからです。
マウンテンバイクには「ブロックタイヤ」「セミリックタイヤ」「スリックタイヤ」の3種類がある。
ブロックタイヤは全体にボコボコしているので雨天時などでも安心して走ることができるのが特徴です。
セミリックタイヤはサイドのみにブロックがあるのでオンロード・オフロードどちらにも対応しています。
逆にスリックタイヤは走行時の抵抗が少ないのでスピードを出すのに向いており街乗りや通勤時などのオンロードに対応している。
通勤や街乗りで乗る方はスリックタイヤの一択。
サスペンションは伸び縮みして振動を吸収してくれるパーツなのですが、もし前に付いていて少しでもスピードを重視する方は外しておくのをおすすめします。
なぜなら物によっては3キロくらいの重さがあるからです。
今日はそんな疑問に答えていきます。
マウンテンバイクをクロスバイク化する理由は、ゆったり走ることができるという点と現在の道路事情からです。
今回は「マウンテンバイクをクロスバイク化する理由」に加え、「マウンテンバイクのクロスバイク化は昔にもあった」「クロスバイク化する方法」を解説していきます。
クロスバイクやマウンテンバイクに少しでも興味のある方には参考になる内容です。
mtb(マウンテンバイク)をクロスバイク化する理由
・地面からの衝撃を吸収してくれる・ゆったり走ることができる
・自転車の操作性が向上する
マウンテンバイクをクロスバイク化する理由は上記の通り。
順に解説します。
クロスバイク化する理由①地面からの衝撃を吸収してくれる
マウンテンバイクのフレームはロードやクロスよりも分厚いので地面からの衝撃を和らげてくれます。現にクロスやロードフレームの重さは1キログラムが平均に対し、マウンテンバイクのフレームは1,2~1,6キログラムが多いです。
なのでフレーム以外のパーツをクロスバイク化すれば、衝撃を和らげ、かつ快適な走りを実現することができるのです。
クロスバイク化する理由②ゆったり走ることができる
クロスやロードバイクは前傾姿勢なので走行中に腰を痛めたりお尻を痛める可能性があります。その一方でマウンテンバイクは、ママチャリのように背筋を垂直にして乗るので長距離になっても腰が痛くなることは少なく、ゆったり走ることが可能。
とはいえ、もちろん前傾姿勢の方がスピードは出るので自分の用途に合わせて検討してみると良いですね。
クロスバイク化する理由③自転車の操作性が向上する
マウンテンバイクを街乗り用や通勤用にする場合、そのままでは無駄な重みとなるので、街乗り仕様や通勤仕様にパーツを変える必要があります。具体的な方法として代表的なのはタイヤ幅を変えることです。マウンテンバイクに標準で装備されているタイヤを一番狭い幅にすると1キロほど軽くなります。
また、普段で使用するということなので5万円前後の自転車の重さを見てみましょう。
この価格帯のクロスは全体の重さが全体の重さが平均で12キロくらいだと言われていますが、マウンテンは14キロくらいが平均(用途によってバラツキがあります)。
両者でそこまで差がある訳ではないので、タイヤ幅を変えるだけでも、クロス並みの操作性やスピードを出すことができます。
mtb(マウンテンバイク)のクロスバイク化は昔にもあった
マウンテンのクロスバイク化は昔から行われていた可能性があります。ここではその理由をマウンテンバイクの歴史から探っていきます。
ほとんどの道路が舗装されていなかった
道路が舗装されてきたのは明治時代(1868年~1912年)の末の頃で、大正時代に入ってから本格的に舗装されていきました。それまでは平たくて大きな石が使われていたのです。ただ、その頃は原油を使って石や砂と掛け合わせていたので「アスファルト」道路でした。
そしてスポーツバイクが生まれたのは1900年代の初期の頃で、初めはロードバイクが広まり、1980年になってようやくマウンテンバイクを知っている人が出てきます。
ただ、当時は人力でアスファルト工事を行ったり素材も高級なモノではなかったので、今のような整った道路ではなかったと言われています。
また、当時の自転車ガイドブックに「曲乗りができなければ自転車乗りとしては半人前」と記されていたり、大変高価な乗り物だったということから、クロスバイク化がされていたかもしれませんね。
マウンテンバイクはどのようにして世界に広まったのか
マウンテンバイクの父と慕われるゲイリー・フィッシャーは、1980年頃にマウンテンバイク社を設立し、マウンテンバイクという名前をつけ、マウンテンバイクの元となる形を開発したと知られている。が、マウンテンバイク社は経営一年目で年間160台ほどしか売ることができなかったそうです。マウンテンバイクが急激に世界へ広まったのは、1981年にスペシャライズという企業がマウンテンを初の量産に成功したからだと言われています。そしてスペシャライズ企業の登場によって、経営2年目のマウンテンバイク社に多くの注文が殺到しますが、当時は流通が整ってなかったため安定してパーツを仕入れることができず、1983年にはマウンテンバイク社は自然消滅してしまいます。
マウンテンバイク社はトレックに買収される
その後、マウンテンバイク社は1991年に台湾のアンレンという企業に買収され、1993年にはトレックの傘下に入ることとなりました。まとめると、マウンテンバイクのクロスバイク化は当時にもあった可能性が少なからずあるかもしれないということです。
mtb(マウンテンバイク)のクロスバイク化はおすすめ
現在の道路事情からマウンテンバイクのクロスバイク化はおすすめです。1988年、日本へ自動車が登場して道路に耐久性を求めるようになり大正時代でコンクリートを使った道路に舗装されていきますが、2015年のコンクリートを使った道路の普及率は27.5%(簡易舗装の普及率は2020年で80%)。
要するに当時の道路を仮復旧したモノが今の道路かもしれないという訳です。
また国土交通省によると大型車の走行率が高い道路は10~20年ほどでボロボロになり、たまに走るくらいだと30~40年ほど持つと書かれています。
ただ、簡易舗装された道路は長持ちするはずもなく最近は大型車が多く走っているので既に大型車が走る道路はボロボロになってきており、数年後には今よりもっとそのような道路が増えてくるので振動に強いマウンテンバイクのクロスバイク化がおすすめなのです。
mtb(マウンテンバイク)をクロスバイク化する方法
・オンロードタイヤを履かせる・スリックパターンのタイヤを履かせる
・フロントサスペンションを外す
マウンテンバイクをクロスバイク化する方法は上記の通り。
この3つを変えるだけでも、かなりの効果が表れますよ。
mtb(マウンテンバイク)をクロスバイク化する方法①オンロードタイヤを履かせる
マウンテンバイクには26と27.5、29インチの3つの種類があり、それぞれで履かすことができるタイヤの幅が変わってきます。なおインチはホイールの幅のことだと思ってもらえればOKです。
おすすめのタイヤ幅は1.5mm。
というのも、このくらいの幅だと高気圧でも振動が跳ね返ってくることがないので、長い間疲れず走り続けることができるからです。
mtb(マウンテンバイク)をクロスバイク化する方法②スリックタイヤを履かせる
マウンテンバイクには「ブロックタイヤ」「セミリックタイヤ」「スリックタイヤ」の3種類がある。
ブロックタイヤは全体にボコボコしているので雨天時などでも安心して走ることができるのが特徴です。
セミリックタイヤはサイドのみにブロックがあるのでオンロード・オフロードどちらにも対応しています。
逆にスリックタイヤは走行時の抵抗が少ないのでスピードを出すのに向いており街乗りや通勤時などのオンロードに対応している。
通勤や街乗りで乗る方はスリックタイヤの一択。
mtb(マウンテンバイク)をクロスバイク化する方法③フロントサスペンションを取り外す
マウンテンバイクには前と後ろにサスペンションというのがある(マウンテンによって前や後ろしかないものもある)。サスペンションは伸び縮みして振動を吸収してくれるパーツなのですが、もし前に付いていて少しでもスピードを重視する方は外しておくのをおすすめします。
なぜなら物によっては3キロくらいの重さがあるからです。
mtb(マウンテンバイク)をクロスバイク化する理由:まとめ
【マウンテンバイクをクロスバイク化する理由】
・地面からの衝撃を吸収してくれる
・ゆったり走ることができる
・自転車の操作性が向上する
マウンテンバイクをクロスバイク化する理由は上記の通り。
マウンテンバイクはフレームが分厚いので地面からの衝撃をクロスバイクよりも吸収してくれます。
また最近の道路事情から考えると、マウンテンバイクの強みを活かしたクロスバイク化がいい気がしますね。
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