自転車のブレーキシューの交換方法(Vブレーキ)

によって nicole hu で March 19, 2024
自転車のVブレーキのブレーキシューの交換方法ですが、動画や画像のサイトはあるのですが、注目すべき点や注意すべき点について説明しているサイトがあまりなかったので、詳しくお知らせしたいと思います。

情報を出しているのが、自転車店だったりするとできるのが当たり前で知識や経験が浅い方には情報が足りないこともあります。


実際に作業をやりながら、画像を撮影したので併せて掲載いたします。


■ブレーキシュー交換のタイミング

筆者の場合は、メンテナンス時にブレーキシューを外してみて溝が浅くなっていたので分かりました。

1か月間自転車に乗らなかったので、事前にメンテナンスする目的でした。


それ以外のタイミングでブレーキシューを見る時ってあまりないと思いますが、一つは音です。

ブレーキの時にキーキー音が鳴り出します。

これは必ずという訳ではありませんが、キーキー音がするときは、他の理由も含めてブレーキシューを一度取り外してみたらいいと思います。


ブレーキシューを取り外したら、注目すべきは溝の部分です。

通常、溝は2つか3つあるのですが、ブレーキシューが減ってくると、溝の部分と高さが同じになってきます。


 

画像は筆者の乗っている自転車のブレーキシューですが、左2つはもう交換した方がいい状態です。


理由は溝の深さが1mm以下になっているからです。


一様に減っていないのは調整がへたくそだったからと言えます。

この辺りを見て、次回はもう少し良い状態に調整しようと情報を得ることになります。


念のため、新しいブレーキシューがこちらです。


画像で分かる通り、溝は1mmどころかかなり深く掘り込んでありますよね。

これがブレーキを使っているうちに、削れて削れて1mm程度になったら交換のタイミングという訳です。


上の2枚の画像を比較したら、あなたももうブレーキシューの交換のタイミングはご判断できると思います。


ちなみに、ブレーキシューはAmazonで買いました。

4個で1000円程度の安いものを選びました。

筆者の場合、遠征に出る訳でもないですし、2週に1度はメンテナンスでチェックしています。

すり減るのが早ければまたすぐに交換してしまえばいいとの判断です。

新しいものは、ゴム部分が青くなっています。

これなら分解せずとも溝が分かりやすいかもしれません。

また、溝が縦線ではなく、V字になっていたり、スラッシュになっていたりします。


これは、水弾きや汚れが付きにくい工夫なのだそうです。

同じようなブレーキシューでも、このような部分で違いがみられます。


また、筆者も含め素人目には分かりにくいですが、ゴムの材質が優れている物があります。

リムに食いつきがよくブレーキが利きやすいのがいいゴムでしょうね。


ゴムが削れにくいのは、長持ちしそうですがブレーキが利くことを優先して考えるべきなので、あまりいいとは言えないと思います。



■ブレーキシューの交換

取り外しは、とても簡単です。

六角レンチで六角穴付きナットを緩めるだけです。


よく考えると、六角穴付きのナットって自転車のブレーキシューの固定以外で見たことがありません。

無くすと代わりがほとんどなく、新しいブレーキシューを買うことになりますので、ご注意ください。

また、ブレーキシューを固定しているワッシャー(座金)たちもかなり特殊です。

ブレーキのブラケット位置の左右で2枚一組のワッシャーが使われています。

2つで1つになっていて、締めつけると角度が自動的に合うようになっているのです。


そして、最後に緩み止めのワッシャーがあり、ナットで締め付けるようになっています。

ワッシャーが多いので組み立てる時に順番が分からなくなったり、無くしてしまわない様に注意が必要です。


固定の際は、いくつかの事を同時に注意しながらナットを締める必要があります。

一つは、位置です。ブレーキシューがリムに当たった時に、上過ぎず、下過ぎない位置、ちょうどいい位置に来るようにします。


次にナットを閉める時に、ブレーキシューが回転しますので、それを指で押さえながら回らないようにしてナットを締める必要があります。


一気に締めてしまうのではなく、仮止めして位置や角度を確認しながら本締めすると失敗がありません。


そして、最後にブレーキシューを固定したら、手でブレーキを締めたり緩めたりして、フレームの良い位置に当たっているか確認をします。


■ワイヤーの再調整

ブレーキシューは段々削れていきます。

その分ブレーキの開き具合が変わります。


ブレーキシューを交換したら、必ずブレーキワイヤーも調整するようにしましょう。

手順としては、まず、ブレーキレバー付近のアジャストボルトをいっぱいまで締めます。


次に、ブレーキシューをリムに当てつつ、ブレーキワイヤーの固定ナットを締めます。

ここでも、仮締めして、ブレーキレバーを軽く握って、ブレーキシューがリムを締め付けるか確認します。


ブレーキレバーは目安として、1/3程握ったところでブレーキが利くようにします。

全部握って初めてブレーキが利く場合、いざというとき危ないです。

良い位置で固定できたら、ナットを本締めします。


その次が、左右のバランス調整です。

画像の位置に十字穴付きねじが左右に1本ずつ付いているものが多いと思います。


基本的に締めるとブレーキが開く方向に調整できます。

左右あるので、片方だけ締めても綱引きになってしまい変わらないことがあります。


その時は、片方を締めたら、もう片方を緩めるようにしてバランスを調整します。

ブレーキをかけた時に片方のブレーキシューだけ当たっているような状態にならないようにしましょう。


また、当然ですが、ブレーキを握っていない状態では、リムとブレーキシューの間にクリアランス(隙間)が空くようにしましょう。

目安として1mm程度あれば十分です。


最後に、今回緩めた部分の全てのナットを増し締めします。

増し締めとは、ナットが緩んでいないか、もう一度六角レンチを入れて少しだけ締め上げるようにしてゆるみがないことを確認する作業です。


締まっていれば問題ないのですが、1つでも締め忘れがあると危険です。

人間なので、必ずミスはあります。

増し締めは必ずするようにしましょう。


そして、最後の最後に試し乗りをしてブレーキがちゃんと利くか確かめるようにしましょう。

メンテナンス後いきなり遠征とか絶対にダメです。


△ICAN ワイドリムカーボンホイール